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#05 スカートの有無は大事な問題です

 鉄道写真マニアは常に車両の記録を続けなくては気がすまないということを#04でお話しましたが、一般の方には「でも1枚撮っておけばそれでいいんじゃないの?」と思う向きもありましょう。毎日毎日撮影しなくとも、たとえば毎週日曜日に半日撮影すれば、けっこうな量を記録できます。
 ですが、一般人にとっては同じ形に見えても、マニアにとってはまったく別物という場合もあるのです。いわゆるバージョン違いというやつです。

下の写真を見てください。
0610021.jpg
0610022.jpg
 上の写真は京葉線で走っている205系電車です。一般の方には両方とも同じ電車に見えますが、よーく見てください。側面窓の形が違います。上の車両は山手線用に40両が作られた初期型、下の写真は1次量産型です。この時点で2種類、さらに205系にはドアの形状が異なる埼京線バージョン、正面形状が異なる武蔵野線・京葉線バージョン、加えて最近ではローカル線用に改造したバージョンなどいくつもあります。ですから「1枚撮影して終わり」というわけには行きません。
 「窓やドアの形が違うからなんなんだ!」と、一般人ならあきれるかもしれません。しかし細かいことにこだわってこそマニア。マニアはそこに物語を想像します。
 鉄道事業者にとって本来は、同じ形の電車ばかりを造っていたほうが整備もしやすいし、補修部品も少なくてすむので都合がいいのです。にもかかわらず形を変えて製造する。そこにはたいていの場合理由があります。その理由を調べ、知るのがマニアのマニアたる所以なのです。
205系に関するうんちくはこちら

 また、鉄道車両は時代とともに形を変えていくので厄介です。車体が古くなったりすると部品やボディを取り替えたりするんですが、その際に形状が変わってしまうことがあるんです。
 下の写真3点は、いずれも西武鉄道の2000系電車の2両組、通称2400形です。
0610023.jpg
0610024.jpg
0610025.jpg
 一見どれも同じに見えます。しかし一番上の写真は下の2枚と違い、スカート(車体の下についているグレーの板)がありません。もともと2000系電車にはスカートがありませんでしたが、後年の改造で取り付けられました。ですからマニアは、スカートがついていない2000系電車を撮影しておかなくてはなりません。どうしてか? 聞くだけ野暮です。
 スカートなしの2000系を撮影すれば安心か。鉄道マニアはまだまだマクラを高くして眠れません。いつの間にか行先表示機のシステムが変わっています。製造時はビニールの幕に文字を書いていたものが、いつの間にかLEDになっています。
 「だからどうした!」なんて言ってはいけません。マニアにとってこれは重大事です。今すぐ西武新宿線を撮影に行かなくてはいけません。
 なんとか撮影してほっとしたのもつかの間、3枚目をご覧下さい。
 パンタグラフの形がひし形からくの字型に変わっています。

 勘弁してくださいよぉ!

 こうしてまた泣く泣く所沢まで撮影に行かなくてはならないのです。
 じゃあ出かけるなよ! とのツッコミが聞こえてきそうですが、同じ形式でも時間が経つと形が変わるので、そのたびに撮影に出かけるのがマニアのマニアたるところ。「まあいいか」と思って出かけないでいると必ず公開するんです。これはもう病気ですから。
 そんなわけで、鉄道マニアというのは重箱のスミをつつくのが大好きです。デビュー当時の姿をベンチマークとして、どのように変化が生じたかを細かく観察する眼を持っています。それはしばしば人やモノを見る目にも適用され、女性の身だしなみの変化なども敏感に気づく才能を持っている人も結構います。
 もっとも、それを口にすることはまずありません。だってマニアですから。


★今日の鉄道まめ知識★
0610026.jpg
 本文でもちょこっと述べましたが、鉄道マニアは行先表示機にこだわります。システムが変わることはもちろん、ある特定の時間帯にしか走らない行先表示、ダイヤの変更で消える行先をこまめに記録している人もいます。
 上の写真は東武伊勢崎線新越谷駅で撮影した8000系電車です。何の変哲もない画像ですが、8000系による準急電車は現在すべて「区間準急」もしくは「区間急行」に変わってしまい、準急として走る運用は、伊勢崎線・日光線にはありません。
 ですから、マニアは車両の改造履歴だけでなくダイヤの変遷も追いかけなくてはならないわけで、どこへ行くにもカメラ片手に移動する羽目になるのです。もっとも、誰に頼まれたわけでもないんですがね。

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Author:サマンサ
 三度の飯より電車が好きな鉄道マニアの戯言。
 似顔絵は■裂斬ブログ■より。

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